河童と蛙 草野心平
るんるん るるんぶ
るるんぶ るるん
つんつん つるんぶ
つるんぶ つるん
河童の皿を月すべり。
じゃぶじゃぶ水をじゃぶつかせ。
かほだけ出して。
踊ってる。
るんるん るるんぶ
るるんぶ るるん
つんつん つるんぶ
つるんぶ つるん
大河童沼のぐるりの山は。
ぐるりの山は息をのみ。
あしだの手だのふりまはし。
月もじゃぼじゃぼ沸いてゐる。
るんるん るるんぶ
るるんぶ るるん
つんつん つるんぶ
つるんぶ つるん
1年生は詩の授業が始まりました。教室から♪るんるんるるんぶ♪という生徒の大きな声が聞こえてきます。読み方を工夫して学級全体で読む、群読の手法も取り入れているようです。
昔、宮沢賢治の「オツベルと象」を学んだのを思い出し、ネットで検索してしまいました。宮沢賢治の「雨にも負けず」も声を出して読んでみると良いですよ。