月別アーカイブ: 2019年4月

五稜郭タワー

昨日の夕方まで鯉のぼりがかかっていたのですが、まだ担当の方が来られていないので鯉のぼりも見えません。
ここは正門を通っての絶好のスポット。朝7時朝日を浴びて五稜郭タワーが光って見えます。
日中は多くの観光客でゆっくりと眺められませんが、今は、独り占めです。
今日は平成最後の日、奇しくも私の〇歳の誕生日でもあります。
五稜郭ソメイヨシノの巨木の幹から桜の花が咲き始めています。
まだまだ頑張りなさいとエネルギーを感じました。

五稜郭 桜

五稜郭の桜は見事です。
観光客のあまり通らない秘密の桜の下で敷物広げ、お弁当、ビールなんぞをいただきます。これを楽しみに毎年、五稜郭のそばに宿をとり2泊、朝、昼、晩と思う存分桜三昧を楽しみます。
夜は近所の居酒屋めぐり。呑んでいると、90歳以上と思われるお婆ちゃんが、腰を曲げながらよたよたと、すぐにも転びそうに買い物カートを引きながら入ってきて、いつもの場所に座り、いつものように「ハイボール」を頼み、おいしそうに呑み始めました。
えっ? なにこのおばあちゃん!、と 感動、感激、圧倒されてしまいました。
私がこの年齢になったらと思うと信じられませんでした。
其の後、これが刺激となり、ちょっと贅沢してロイヤルのハイボールを呑んでいます。

 

松前桜 再会

北海道にも桜前線が到着しました。「待っていましたよ」と今年も松前、函館五稜郭に向かいます。先ずは高速で落部インターから、厚沢部、江差をとおり松前に向かいました。
「南殿」は松前を代表する桜の品種として、松前公園では最も植栽本数が多く、淡紅紫色の花びらを12~15枚つけた八重桜です。全体がふわふわ雪のように桜花に覆われています。

27日より10連休が始まりました。樹勢が横に広がっていますので、たいへん見やすくこの桜を見るために、毎年たくさんの方々が来られています。私も体力の続く限りと思っていますが、今朝は6:00の出発でした。

胡蝶蘭

ベランダでの冬の間の水やりに失敗した?ようで、なかなか蕾が大きくなりませんでした。少し乾燥気味に育てたほうがよかったのかもしれません。今年はどうかなと思っていましたら、やっと先週から咲き始めました。
窓越しの陽ざしを浴びて、透き通る花弁がリビングに春を運んでくれています。

かたくりの花

近所の公園にもカタクリが咲き始めました。周りにはエゾエンゴサクやニリンソウも咲いています。
懐かしい道北の初任地では住宅のそばが、カタクリやエゾエンゴサク、アイヌねぎの群生地でした。今では消えかけて行っているようです。
この公園の春の花たちを、これからも大切に見守っていきたいものです。

 

唐招提寺

薬師寺より徒歩で唐招提寺へ向かいます。是非鑑真和上坐像を拝観したかったのですが、下調べ不足で改修工事のため2022年まで、できなくなっていました。「お身代わり」の像がありましたが、とても残念でした。

鑑真和上坐像ばかり関心がありましたので、がっかりしていると、前を歩いているタクシーの運転手の方が二人連れご婦人に、金堂の説明しておりました。ちょっと失礼しますと、ちゃっかり寄り添って聞いてしまいました。唐招提寺の素晴らしさが改めて良くわかりました。詳しくは、唐招提寺のHPを。

今回見られなかった鑑真和上坐像は、唐招提寺のHPよに掲載されていましたのでお借りします。

薬師寺 再訪

 

いつものように西塔を囲む回廊にすわります。2年前は満開でしたが、今年は少し遅れて桜吹雪を過ぎていました。この場所は以前若いお坊さんによる、楽しい説法を聞いた場所です。それ以来訪れると思い出しながら桜を眺めています。。

 

東塔は2020年の6月に完成予定です。私は解体が始まる2011年に訪れているので、やっと再開できそうでとても楽しみです。

 

金堂は、本尊として国宝・薬師三尊像が安置されています。もとは金色に輝く金銅仏でしたが、兵火によって金が溶けて、写真のように黒光りしています。そして、気品のある両菩薩の躰の自然なポーズにいつも見とれてしまいます。

近鉄やバスで行くと「與楽門(よらくもん)」から入ってしまうのですが、薬師寺の正面玄関は「南門」ということで、南門でお線香の煙を浴びてから、次の唐招提寺まで歩きます。

中金堂・再会

平成29年、興福寺の中金堂は再建途中でした。
平成30年2月、札幌雪祭り大雪像にて、一足早く興福寺の雪の中金堂が作られました。ですので、再建されたら是非300年ぶりの中金堂を訪れようと、旅の目的の一つにしました。
 興福寺には、金堂が3棟ありました。(東金堂、中金堂、西金堂)が、そのうち中心となる金堂を中金堂と呼びます。中金堂は長い寺史の中で7度の火災に遭い、1717年の大火で焼失した後は仮堂が建設されただけにとどまってきました。今回は300年ぶりの復興となります。もともと阿修羅像などが安置されていた西金堂は、いまだ再建されておりませんので令和の時代に計画化されることを願っています。

 

 

 

曜変天目茶碗

国宝の殿堂 藤田美術館展
曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき

4/14  奈良国立博物館にて開催されている「国宝の殿堂 藤田美術館展 曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき」に足を延ばしました。4/13が初日、混雑が予想されたので一日ずらしましたのですが、開館時間が9:30なのに9:00には既に長蛇の列ができています。皆さん私と同じく一目見ようと計画的にやってきたようです。特別展示ブースでも2列で30分並びやっと歩きながら2分くらい眺められるという人気でした。曜変天目が茶碗が、今回の旅の目的の一つであったので、同じことを3回くりかえし3回見ることができました。

世界に3椀しか現存しないと言われる国宝曜変天目茶碗。この春に全国で3点が同時公開されているようです。今回の奈良国立博物館は藤田美術館所蔵の曜変天目茶碗の公開です。
実物の写真は撮れないので、一階では、いろいろなグッズが販売されていますのでそれを購入です。
ファイルには3点が同時載っており、右端が藤田美術館所蔵の公開された茶碗です。

宇宙に浮かぶ星のような輝き、とても神秘的です。

聖林寺

安倍文珠院よりタクシーにて桜井駅に向かう途中、運転手さんに「ここまで来たら是非聖林寺の十一面観音像を見たほうが良い、来年はオリンピックに貸し出されるので、見られないよ」と勧められ、聖林寺へ。
たどり着くと、坂の上の小さなお寺、吹きさらしの階段を上がっていくと古びた鉄扉の収蔵庫の前にはだれもいない。
かってに開けて良いのだろうか? 不安の中で”ギギギイ”と力を込めて鉄扉を開けて中に入ると、ガラスに囲まれているが、日本のビーナスと呼ばれる十一面観音像が静かに佇んでいる。国宝がこんなに簡単に目の前で、それも独り占めできるなんて驚きです。

写真は撮れないので、この画像は受付にて絵葉書を購入しデジカメしました。
明治の廃仏毀釈の際、草むらに捨てられているのを、運良くフェノロサが発見しここに移されたと伝えられているが、いろいろな説があるようです。
周囲を気にせず、心が吸い込まれるように正面、左右と鑑賞し参拝していると、やっと一人の若い女性が徒歩できたらしく息を切らして鉄扉をあけた。
奈良観光の中心からちょっと離れた地域はこんなに心安らかに参拝できるのですね。
帰り際、静かに鉄扉を閉めて外を見まわすと、なんと桜じゅうたんの小路が裏山まで続いていました。

※ 収蔵庫(観音堂)については、国の補助も受けて2019年度から工事に取り掛かる予定とのことです。

 

安倍文珠院

長谷寺より桜井駅に戻り、念願の安倍文珠院へと向かいました。バスの便が全然ありません。ガイドでは徒歩で十分と記載されていたので徒歩で向かうと、途中の道幅がたいへん狭くなったり歩道も無かったり、とても恐ろしい。何度となく対向車と接触するようなことがありました。次に聖林寺などへ向かうのにも個人客は徒歩でなくタクシーがベストですね。

この疲れも、快慶による文殊菩薩にお会いした瞬間に吹っ飛びました。この渡海文殊群像に心が引き付けられて行きます。

画像:「なら旅ネット」より

冷やりとした本堂の御本尊の前で私たちや東京、奈良からの方たち4組へ、僧侶による渡海文殊群像の説明や説法が始まりました。
御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)、鎌倉時代・1203年に仏師・快慶によって造立されました。獅子に乗り4人の脇侍を伴う、渡海文殊群像、5像全てが国宝です
最近は、御朱印集めが主になって、御本尊へのお参りもせずに御朱印所に行かれる方も多くなっています。
是非、「ゆっくりと見て行ってください」というお言葉に甘えてしっかり目に焼き付けました。

上の画像は、奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」に掲載されていたものです。

本堂参拝には、お抹茶とお菓子のサービスがついていました。
普段お抹茶をいただく機会が少ない私にとって、「おもてなし」の心うれしいですね。

bty

初瀬、長谷寺へ

桜井市長谷寺駅から急な階段や坂を下り参道にたどり着きます。帰りも電車なので覚悟をしなければなりません。お寺に近づくと名物の草饅頭のお店が軒を連ねます。お寺に着くと急な階段を上ります。桜が満開なので景色を見ながら休みやすみ階段を上りましたが、牡丹がいたるところに植えられています。5月にはパンフレットのように最高にきれいなのでしょうね。
足に疲れがたまり、お饅頭は帰り道にお茶とともにいただきました。

特別拝観時なので、腕輪を戴き十一面観世音菩薩立像の足下まで行きました。このポスターのようにひざまずいて、おみ足を擦りながら、世界の平和を何度も願うことができました。

本堂の正面には清水のような外舞台があります。この舞台から見える春景色はとても素晴らしい。

つい、「あおによし ならのみやこは さくはなの におうがごとく いまさかりなり」と口ずさんでしまいました。

高瀬川一之舟入

高瀬川が始まる、高瀬川一之船入(たかせがわいちのふないり)。森鴎外の小説で有名な高瀬舟ですが、当時使われていた復刻された高瀬舟が酒樽を載せて置かれています。
高瀬川沿いを四条から一之船入に来ました。
前回は七条から登りました。桜が満開だったので見とれてしまい、次の予定が迫り一之船入にたどり着けませんでした。

今日は桜吹雪にもなっていましたが、念願の高瀬川一之船入まで訪れることができました。
これで満足です。
年度替わりで会議が重なり難しいのですが、日程が合うのであれば4月の3日、4日ごろがお勧めです。

 

お昼は祇園白川の「たんと」で食事と思ったのですが、お休みでした。以前、中学校の修学旅行自主研修の引率で、生徒と一緒に食べたお好み焼き屋さんでした。大変おいしかったのですが、今日は戸もしまっており、もう昼間はやっていないような雰囲気でした。残念でした。

「都をどり」 耐震化工事のため会場を祇園甲部歌舞練場、京都芸術劇場春秋座と移し今年は、南座新開場記念ということで、南座で行われています。会場前から日本の方や外国の方がたくさん集まってきて、南座前の道路は通れないくらいです。
4月いっぱいの公演。京都の芸妓、舞妓さんにはなかなかお会いできないので、私は毎年桜の時期と合わせてとても楽しみに訪れます。
とても素敵です。

彦根城へ

京都や奈良より開花が遅れるせいで旅程が合わない姫路城の桜。今年はとうとう思い切って足を延ばしました。

桜は城内、お堀の周りは見事に満開、お祭りも開催されており皆さんが春を楽しんでおられます。

ご当地キャラの「ひこにゃん」とは、市の予算の削減で登場回数が減り遭遇できませんでしたが、姫路からやってきた日本の伝統芸「猿回し」と出会いました。若いお姉さんインストラクターと2歳の女の子小梅ちゃん(猿)はとても心が通じていて、素晴らしい楽しい技を次々と披露してくれました。

ピンネシリと踏切

私の大好きなロケーションです。来年の5月6日をもって廃線が決まっています。
今年のゴールデンウイークには2両の車両で運転されるとか。撮り鉄さんもたくさん来られるのですね。
この風景を見られるのはあと一回、来年是非お越しください。

ヒシクイ 旅立つ前に

ピンネシリにはまだ雪が残っていますが、ふもとの田んぼは雪が融けてきました。北へ帰るヒシクイが大群となって手前からふもとへ続く田んぼの落ち穂を食べています。
腹ごしらえに夢中で私になんか見向きもしません・・・。

オオジシギと会いたい

天気の良かった3月の初めとは一転、後半は気温が上がらず、雪解けも遅れています。堤防のウォーキングコース、まだ雪が残っています。耳をすますと上空から鳥の鳴き声が聞こえてきました。なんとなく、ひばりのような気がしますが、こんな寒い中やってきているのでしょうか?
かっては、「オオジシギ」という鳥が下降するときの、雷のような羽の音が聞こえていたのですが、最近は全く聞こえません。環境が変わってしまったのでしょうか。

寒いねえ!

朝にはふぁっと雪が積もっている日が続きます。近所の方とのあいさつは、「寒いねえ!」ばっかりです・
そんな中、冷たい雨に会いながらもクロッカスが顔を出してくれました。ついつい「寒いねえ!」と声をかけてしまいました。

 

再会

白鳥の渡りのコースの一つに、新十津川町袋地沼に飛来するコースがあります。毎年同じグループ、家族が飛来するようです。
ここは安全と学習しているのですね。すっかり安心してパンの耳などを手から食べるようになっています。