芝居小屋の内子座にて説明を受けていたら、次々とグループがやってきました。
映画の普及とともに一時、内子座は映画館になり、老朽化のため取り壊されるところ、地元住民の熱意により改修が決定。昭和60年(1985年)に復原工事が完了し、芝居小屋として再出発を果たしました。秋田の康楽館と同様、人力による奈落や回り舞台が残されており、今では、町内外の芸術文化活動の拠点として活用されているそうです。
内子座から1km近く続く内子の町並みです。明治・大正時期に木蝋の生産と輸出で栄えた商家群の漆喰の大壁造りが多く、30年前に国の伝統的建造物群保存地区に指定されました。
旧街道のへんろみちで、たくさんの観光客が訪れるようですが、シーズンが過ぎ無人のざるに入った富有柿や冬ミカンが驚くくらい安く無造作に置いてありました。ちなみに、富有柿は大きなものが4個で100円でした。
人通りが少なく静かな佇まいの町並みです。