民族衣装

 

北大植物園、北方民族資料室。「costume」と名付けられて各地のアイヌ民族衣装が展示されていました。1930年代には、「アイヌ文化」として一括りにするのではなく、北海道内各地における相違を把握する目的で同じ資料が各地で収集されました。

これらの資料は、研究に協力していただいたアイヌの古老の方々の名前とともに保存され、展示利用とともに現在も研究に利用されています。奈良県十津川村を母村とする新十津川町にもアイヌの方々が生活をしておられたことが、説明プレートより読み取れ、この事実も忘れず伝えて行かなければと思いました。

また展示室内では、昭和初期「クマ送り」の熊の最後が予想つく映像のビデオを流していました。観光客の何人かは座り込んで見ていましたが、私は見られません。すぐその場を後にしました。今年はSAPPOROにたくさんの熊が出没しています。熊の結末は今も変わらない・・・。

 

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