桜 館城(たてしろ)跡 

tatesir

厚沢部町「館城(たてしろ)跡まつり」にいらして下さいと朝のニュースが流れていました。
北斗市大野町より日本海側に向かうが、峠を越すと今まで23度近くまであった気温が一気に下がり10度を切っていた。
こんな肌寒い中どんなお祭りをするのかとても疑問だったが、家内が何となく行きたそうなので、とりあえずナビに任せました。

館城(たてしろ)跡の高台ではちょうど中学生が新鮮組の衣装をまといパレードを行っていました。
単なるパレードでは無いことはすぐにわかりましたので、館城の歴史的な意味は後で調べることにして会場に向かいました。

満開の200本の桜は凍えそうな天気で残念でしたが、会場は熱気むんむんで地元の幼稚園児も館城の法被をまとい踊りを披露していました。

屋台も出ていましたので、眺めていると、お婆ちゃんが、「イモ、食べないかい?」とおいしいジャガイモを分けてくれました。 隣ではおじいちゃんたちがこの土地の焼酎の試飲を楽しんでいました。ここは芋が名産なのですね。

解説板もあり、この館城は松前藩の新しいお城であり先に訪れた戸切地陣屋のような役割を持っていたことわかりました。   桜を通じて戸切地陣屋と館城を訪れた偶然が繋がりましたことで、箱館戦争や松前藩、館城についてネットを利用して調べ始めました。

秋にまた訪れたい気持ちが湧いてきました。