これまで、大阪城、名古屋城、金沢城、岡山城などにしか行ったことがありません。素人の私ですが、「この白さは3年くらいしか持たないようだ」との、テレビのナレーターの話を聞くたびに、平成の大修理を終えた姫路城をぜひ見たくなりました。
「国宝姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となりました。」と今年の世界遺産の登録日が近づくに連れ、様々なテレビ局で姫路城関連の特集を繰り返し流していました。録画して何度も見て、知識をいっぱい頭に入れたつもりになって、いざ姫路城に出陣しました。
シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城。白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁や5層7階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴です。
今、私たちが目にしている姫路城の大天守は、慶長14(1609)年に建築されたもの。400年以上が経過した現在でも、その美しい姿を残しています。「平日なので空いていますよ。ごゆっくり」との説明で、場内の見学コースを雑誌サライの特集号に掲載されていたコースを参考に隅から隅まで回りました。待ち時間無く白鷺城、姫路城の天守閣にたどり着くことが出来ました。
天守閣、最上階には刑部神社があり、パワースポットとしても有名です。宗教をとわず皆さん手を合わせておられました。
最上階より、姫路市内を眺めました。中央、直線道路が姫路駅まで続いています。ですから、JRで姫路駅に着くと正面に姫路城が見えるわけです。