花便りNo.35 きゅうり

キュウリの花は雌花にはめしべだけ、雄花にはおしべだけを付ける単性花です。1つの株には雄花、雌花がそれぞれ咲く植物です。通常、伸びたつるの節のところに必ず花が付きますが、この花は雄花か雌花のどちらかとなります。果実はこの雌花になります。しかもキュウリは単為結果といって、雄花の花粉がなく、交配しなくても、雌花が咲けばそこに実がなる性質を持っています。つまり果実の数は雌花の数で決まるわけですね。