ヒバの根元に、朽ちたサクランボの枝や幹を並べてすでに5年が立ちます。
4月25日、 花壇の腐葉土にと、整理していると朽ちてボロボロとなった幹の中に、動く物が2つ見えました 。
「コクワガタ」です。小さい体ながら、あごを大きく開いて威嚇します。気が強いのですね。
遊びに来る女の子の孫に見せてあげようと、昔子供たちが使っていた、昆虫飼育かごに木くずとともに入れて、玄関でしばらく飼育することにしました。
お菓子のゼリー飲料を置いて飲ませようとしましたが、直ぐに木くずの中にもぐってしまいます。大きなクワガタのように独占しないのですね。
愛想は無いのですが、動きは素早く、とうとう一匹が5月20日の今日、玄関の並べてあった靴の下へと脱出していました。
「おとうさん !」 「おとうさん !」という、家内の大声に驚いているようです。
2~3日は逃げ出していたよう、よくぞ、踏まれなかった。
「自然に戻してあげるのが一番」と、ヒバの根元の朽ちた木の中にそっと戻してあげました。