増毛から留萌の黄金岬を目指しました。今年は残暑厳しく、思い出に残る夏でしたね。黄金岬では夕方なのに若者達はカモメと戯れています。まだまだ海のマリンブルーと白い波しぶきがよく似合います。
海が見える所に住みたくなるくらい穏やかな海でした。この海もあと一ヶ月もすれば、白と黒の無彩色の別の顔を持つ。2008年10月13日、黄金岬では大学生5人が高波にさらわれて、 2人が行方不明となったのは悲しい思い出です。
温泉に何回も浸かって湯にあたってしまったせいなのか、吐き気が続く。
「昨夜の食事のバイキングの食べ過ぎですね」、と家内が痛いところを突く。胃薬を飲み、しばらく行っていない室蘭市地球岬に行きました。高台は霧に覆われ、岬の下も見えません。まして地球が丸いことがわかるという遠い水平線どころか目の前の記念の鐘も見えないくらいです。でも、みずみずしい霧のおかげで体調も挽回してきました。。午後からは晴れるというがそこまではいられない。下界は大変気温が上がっているので、冷たい水を求め、白鳥大橋を通ってから、真狩、小樽へとドライブとなった。途中、洞爺湖の水の駅に立ち寄り一休み。水辺は多くのキャンプをする人で賑わっている。家族連れはアウトドアへすっかりシフトしている。真狩に近づくにつれて羊蹄山に傘の雲がかかっている。太平洋からの水蒸気?なのか。この雲は初めて見ましたのでちょっとパチリをして京極へ、名水を求めて走りました。
登別温泉の道路を上っていくと硫黄の臭い漂う沼めぐりの観光道路になります。道路はせまく、ここは観光バスは通れません。倶多楽湖にはもう二度とこないだろうから、行けるとこまでいこうと倶多楽湖湖畔を目指しました。湖畔までの道路は観光道路というより作業道路いった感じで、運転手も内心戻った方が良いかな?心細くなり、ナビやスマートフォンとにらめっこになりました。湖畔に着くと営業が終わったようなレークハウス風な建物がありました。説明板を読んでいると家族ずれ3人が反対の道路から車で来ました。これで安心、一回りができるぞと急いで温泉に直行です。それで、倶多楽湖の詳しい様子がわかりませんが摩周湖と同じように火山の上にでできた湖です。洞爺湖のように湖畔はキャンプ場や旅館とすっかり観光地化された湖ではありません。できればこのまま道路もそっとしておいて欲しいものです。
5月、近所の高さ30mもあろうかdocomoの鉄塔に、ノスリ夫婦が住みついた。
6月には卵がかえったのか親鳥のはばたく回数が多くなり、そのうちにピイピイピイーと餌を催促する雛の声も下界まで聞こえるようになった。
8月に入りいよいよ鉄塔から巣立ったのか幼鳥が、向かいの家のアンテナに止まり、盛んに餌を要求する鳴き声がうるさくなった。
なぜ親離れできないのか? 今日は朝より屋根の上にいる。もう16:00だ。先ほども親鳥が餌を運んでいる
双眼鏡で観察していた家内が、トンボを口移しで渡していたようだと声をあげる。
だんだん暗くなってきても飛び立つ気配はない。どこか怪我をしているのか?心配で夕食の準備もままならない。
母と姉が遊びに来ましたので、ピザやパスタのとてもおいしい砂川市一の沢、岩瀬牧場のレストランで食事をしました。「ここは、雰囲気といい味も最高!」と仕事柄食材にうるさい息子夫婦などもすっかりファンになっています。オーナーが牧場主なので材料にクリームやチーズがたっぷり使われています。そしてトマトの酸味が調和していますので、毎回どれを食べてみようかととても迷ってしまいます。また食後にはハーブティや牧場ご自慢のアイスクリームも味わえて、幸せのスイッチが入ります。
4、5種類を頼み小皿をいただき、食べ比べをするのが私のお薦めです。まずは量もたっぷり、エビたっぷりで人気の「エビとほうれん草のクリームソース」をいただきましょう。なぜか、カードは使えないので大人数で行かれるときはお財布を忘れないように。
7月15日、深川市の道の駅でおいしいソフトクリームを食べていると、「イルムケップスカイライン」という道路の説明が目に入りました。標高802.1mの沖里河(おきりか)山の頂上まで車で行けるとのこと。「行ってみるか?」にOKの返事をもらいイルムケップスカイラインに入りました。スカイラインといっても砂利道の一本道で、偶然に前を一台の車が走っていなければ引き返していたと思います。腹をするのではと心配するくらい、山道をぐるぐる回り山頂の駐車場に着きました。階段の前に祠があり入山の用紙が置いてあります。不安がっていると、祠の清掃に来られたらしい前の車の方がおりてきて、上に行くとすぐ頂上になるよと教えてくれました。涼しい風が吹いています。心も大きくなり、つい「おーい」と麓に向かって大声を出してしまいました。
斜里から3kmほど東の海岸沿いにある原生花園が以久科(いくしな)原生花園。今回、斜里で少し時間の余裕ができたので突然寄ってみました。海岸沿いの原生花園には遊歩道があり、初夏のハマナスやエゾスカシユリなどを観察することができます。写真を趣味にしておられる本州ナンバーのご夫婦や、自然観察会のようなグループの方がゆっくり味わっていました。その背後には斜里の砂浜があり海側より観察もでき、遠く知床連山も眺めることができました。地元の人の話では、「昔は鉄道線路沿いに遠くまで見事に咲いていたんだけれど、虫にやられていまは一部になっている」「昔は、蒸気機関車の火の粉が害虫を駆除をしてくれたようだ」とのことでした。
減農薬を推進している農家のHさんが、軽トラの中に3日前に孵化したばかりという、アイガモの雛を入れてきました。北海道でもアイガモを飼って除草をするアイガモ農法がありますが、空からのカラス、トビ、陸からのキツネ、猫・・・からの防御が大変で、Hさんたちはしていません。しかし興味本位で少し飼っているんです・・・と言うことでした。いま「子どもたちに見せると、こちらに夢中になるので、田植えなどの勉強が終わってからのお楽しみとしましょう」ということです。
早速、子どもたちからの質問は「お母さん鳥はいないの?」。子どもたちは道庁の池で孵化したマガモ親子が連れだって一列で移動するニュースを見ていたようです。
この子達は「孵卵器でかえったので母鳥の顔をしらないんだよ。」子どもたちにとってはダブルの経験となりました。