オルラヤ 北海道

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北海道でのオルラヤの栽培に挑戦しています。

秋に種を蒔いて雪の降る前までに、雪の寒さに耐えられるようなオルラヤの苗をそだてました。
半年後の4月、雪融けとともにちゃんと苗が顔を出しました。「これで初夏からオルラヤの花が見られるぞ」と喜んでいるうちに、強い霜がやってきてあっけなく全滅してしまいました。寒さに強いと思い込んでいた私の大失敗。当地では雪融け後、夜は敷わらをしたりして凍結より守ってやらなければならなかったようです。

こんなこともあろうかと、「桜のように種子に冬(寒さ)を体験させておくと、春はよく発芽する」のではと考え、残り半分の種を冷蔵庫にしまっておきました。たまたま初雪草や桜貝、朝顔、フウセンカズラの種子も採ってありましたので、それとともに5月20日に花壇に直かにバラバラと蒔きました。競い合うと芽がよく出ますね。オルラヤもこぼれ種のようにいろんな所から次々と30本以上も芽をだしました。でも5月20日の播種ではきっと今年中に花は咲けないのではと内心、とても不安でした。

夏の暑さにやられないように特に散水には特に気をつけました。7月下旬には背丈が20センチくらいにまで大きくなり、花芽が急に大きくなってきました。8月に入り、よく見てみるとキアゲハの幼虫が葉をおいしそうに食べています。葉の形以外に、オルラヤはニンジンと同じ仲間ということがわかりました。秋には、「秋蒔きは、雪融け時の温度対策に十分注意」、「春蒔きは直まきで連休中」、「4月のうちにポットに発芽させて苗を作る」などの今年の反省点を生かしてオルラヤにまたチャレンジします。