カナリー椰子の実

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会議に行く途中、北大植物園の温室に寄りました。冬期間は温室だけ開いており、120円の入園料で入れます。
真冬でも花が咲いていますので、私は毎年会議の際に楽しみにして立ち寄ります。

今日は甘い香りに誘われて入って行くと、大きなヤシがたわわにキンカンのような実をつけています。根元に落ちてそこからミルクセーキのような甘い香りがしています。
名札には、「ヤシ」と書いてありますが、うろ覚えの唄にある「名も知らぬ遠き島より、流れ寄る椰子の実一つ」より、椰子の実はパイナップルのような形と覚えていましたので、キンカンのような実はにわかには信じられませんでした。

たまたま近くを通りかかった職員の方にお聞きしましたら、やはり「ヤシ」でした。
「甘い香りがフレーム内に漂っているでしょう」「実を食べると甘いですよ」ということで、一粒かじってみました。とても甘く南国の味と香りが詰まっていました。
調べてみると、別名フェニックスと呼ばれる「カナリー椰子」ということがわかりました。