市内の小学校より「刈り取った稲の脱穀をおこないます」と連絡が入りました。場所は郊外の農協の検査場です。
ボランティアの皆さんによって脱穀、籾摺り、精米等の行程ごとに昔試用していた農機具が置かれていました。
「千歯扱き」のそばで、古びているのですが能率的な農機具が回転しています。
後ろに回って見ると、カワベ式義士号と右書きで文字が書いてありました。
そして中央に、討ち入り姿の大石蔵之助の絵もはっきり残っています。
その下には、兵庫県飾磨郡青山、そして河部農具製作所製とあります。
忠臣蔵の赤穂浪士を商標にした脱穀機です。昭和の初めの農機具のようです。大切に使われてきたのでしょうね。