都をどり

昨年に続き、「都をどり」チケットを手配して、京都を訪れました。
今年の「都をどり」は耐震化工事のため、140年の歴史で初めて会場が祇園甲部歌舞練場から、
上終町の京都芸術劇場・春秋座に舞台を移しての公演です。

春秋座では「都をどり」上演前に芸妓さんのお点前を見ながら、お抹茶とお菓子を頂きました。
お皿は持ち帰りできるのですよ。
開演に近づくにつれて、日本人以上に欧米の若い人たちが、次々とやってきています。
彼らに、日本の文化を学ぼうとする、強い姿勢を感じたのは、私だけではないでしょう。
私はリタイアしてからやっと2回目ですが、日本文化の素晴らしさを感じています。

京都芸術劇場・春秋座へは、熊野若王子神社からの「哲学の道」を通り銀閣寺の脇から白川通り沿いに歩きました。
静かな桜並木の中を想像していた、「哲学の道」はすっかり有名になり、まるで観光道路のようでした。
哲学のような、物思いにふける雰囲気は無く、ちょっぴり残念。