平成29年4月8日の薬師寺の西塔は見事な桜で待っていてくれました。
覆屋に覆われている東塔付近に修学旅行の一行が見えますが、西塔の桜に気が付いてはいないようです。
長い間、佇んでいると、すうっと風が吹き、桜吹雪も見せてくれました。
薬師寺には東塔と西塔の二つの塔があります。
東塔は薬師寺で唯一創建当時より現存している建物で、1300年の歴史をその姿から感じられます。
しかし、2009年より解体修理に着手しており、2011年9月には塔全体を覆う素屋根の設置工事が始まり、現在は覆屋に覆われておりその姿を見ることはできません。2022年頃に修理が完了する予定です。あと5年ですね。
西塔は1528年、兵火によって焼亡しました。以来、薬師寺にのこされた伽藍は東院堂と東塔だけになってしまっていましたが、1981年、453年ぶりに、再建されました。
私は2011年5月15日に薬師寺を訪れていましたので、当時の両塔を紹介します。
<東塔> <西塔>
購入しました、薬師寺の絵馬です。ブログのテーマにあやかり、「心」としました。
<金堂>